インプラント|長丘小学校入口バス停より徒歩3分の歯科・小児歯科-和智歯科医院

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インプラント

インプラント|長丘小学校入口バス停より徒歩3分の歯科・小児歯科-和智歯科医院

こんな症状はありませんか?

  • 虫歯や歯周病で歯を抜いた
  • 入れ歯にしたくない
  • 入れ歯が合わない
  • 入れ歯が痛い
  • 歯が折れて抜かないといけなくなった
  • 根の先が化膿して抜歯した
  • 事故などで歯を失った
  • 生まれつき歯が足りない
  • ブリッジの土台にしている歯の負担が心配

など

インプラント治療とは?

歯科医院で行われるインプラント治療とは、歯を失った部位に人工の歯根を埋め込んで補う治療法です。
顎の骨に埋め込まれるインプラントの素材は体に馴染みやすく、骨と結合するチタンという金属が使用されています。

※インプラントとは、医療目的で使用される体に埋め込むための人工の材料や部品の総称です。心臓のペースメーカー、人工関節、美容目的で体内に埋め込むシリコンなどもインプラントの一種となります。

実は、一口にインプラントと言っても、世界中にたくさんの種類のインプラントが溢れています。当院ではその中でも世界的なシェアを誇り、また予後の信頼性が高いスウェーデンの「ストローマン社」製のインプラントを主に使用しております。

どんな時にインプラント治療を考えるべきか?

  1. 虫歯や歯周病で抜歯するとき
    抜歯にいたる原因として、多くの割合を占めるのが「虫歯」と「歯周病」です。
    「虫歯」が深くまで進んでしまったり、歯の根の先に細菌が大きな巣を作ってしまったりすると歯を残せなくなる場合があります。また、「歯周病」で歯がグラグラしてきた場合にも抜歯の適応となることがあります。
    インプラント治療をする際には、歯周病の治療を行い、綺麗な歯や歯茎にしてから行うのが一般的です。
  2. 事故などにより歯を失ったとき
    事故など何らかの形で歯に力が加わり、折れたり抜けたりしてしまったとき、抜歯が必要になることがあります。その場合も同様に、インプラント治療で歯を補うことが可能です。
  3. 生まれつき歯が足りないとき
    生まれつき歯が生えてこなかったり、乳歯が抜けたあと永久歯が生えてこなかったりする場合に、インプラントで補うことが可能です。この場合、矯正治療を併用することも多いです。
    ただし、子どものうちはインプラント治療ができません。顎の成長が止まる成人まで待つ必要があります。

インプラント治療のメリット・デメリット

インプラント治療のメリットは?

  1. しっかり噛むことができる
    抜歯した部位を入れ歯で補った場合、どれだけ精密に作られた入れ歯でも、天然の歯の1/3〜1/4程度しか噛めないといわれています。
    それに比べてインプラントは、歯を失ったときに行う治療の中で最も咀嚼力が天然の歯に近いと言われている治療です。
    インプラントは人工歯根を埋め込むので、根のある天然の歯と同じような使用感になります。インプラント素材のチタンは時間と共に土台の骨とくっつくので、ぐらつきがありません。
    しっかり物が噛めるようになり、残っている健康な歯への負担も少なくすることができます。また、なんでもしっかり噛めることで、全身の栄養状態を良好に保てます。
  2. 発音しやすくなる
    歯がないと空気が抜けて、うまく発音ができない場合があります。
    また、入れ歯は会話中にずれたり外れたりすることもあるので、うまく話せないことがあります。
    その点、インプラントは動かないので、発音がしやすく、喋りやすくなるというメリットがあります。
  3. 両隣の歯への負担が少ない
    周りの歯を大きく削ったり、大きな負担をかけないので、周りの歯の寿命を短縮せずに済みます。
  4. 入れ歯と比べ痛みが少ない
    特に奥歯の場合、歯にかかる力が他の場所より強く、入れ歯が合っていないと痛みを感じることがあります。
    それに比べて、インプラントは骨とくっついて外れないことから、痛みや違和感が少なく済むというメリットがあります。
  5. 噛み合わせが整う
    歯を失った状態では、他の歯にかかる力が偏って、噛み合わせのバランスが崩れる場合があります。噛み合わせが整っていないと全身のバランスも崩れて、肩こりや頭痛が起こることもあります。
    インプラント治療であれば、歯にかかる力の偏りが少なくなり、噛み合わせのバランスを整えることができます。

インプラント治療のデメリットは?

  1. 治療にかかる費用が高額
    一部の病気などの特殊な場合を除き、インプラント治療は保険が適用されないので、他の治療法と比べると高額になります。
    どのくらいの治療費がかかるかは、個人で異なります。手術前にカウンセリングを行いますので、治療費を確認して、しっかり納得されてから治療を始めてください。
    なお、インプラントの治療費は医療費控除の対象となる可能性があります。
  2. 治療に時間がかかる
    骨の状態などにより個人差はありますが、入れ歯やブリッジなどの治療に比べて、治療期間が長くなります。
    骨の量が十分にある場合でも、治療期間は4カ月ほどかかります。さらに、土台の骨量が少ない場合は、まず骨を増やす治療から始めます。この場合は、追加の期間として3〜9カ月ほど必要になることもあります。
    治療期間に関しましても、手術前のカウンセリングでしっかりご説明いたします。
  3. 成功率が100%ではない
    インプラントを正しく埋入した場合でも、3%ほどの確率で骨と結合しない場合があります。骨の条件が悪い場合は成功率が下がります。 骨と結合しなかった場合は、一度除去して、再度埋入するか、別の方法で歯を補うことになります。
  4. 定期的なメインテナンスが必要
    インプラントは、天然の歯以上に感染に弱いので、定期的なメインテナンスが必須となります。
    メインテナンスを怠るとお口の状態が悪化し、インプラントの寿命も短くなってしまいます。特に、インプラント治療後は治療前以上に、ていねいなメインテナンスが必要です。

インプラント治療ができないケースは?

  1. 顎の骨が脆い
    骨が元々脆い場合や骨量が極端に少ない場合には、インプラント治療ができないことがあります。
    インプラントは顎の骨に埋め込むので、骨が脆いとうまく固定できない可能性があります。
    また、骨が少ない部位に無理やり埋め込んでも、折れたり抜け落ちたりすることがあります。
    当院では、顎の骨の3次元的な解析のために、術前にCT撮影を行い、本当にインプラントの治療の適応であるかを、慎重に診断しております。
  2. 未成年者や妊婦さん
    基本的にインプラント治療は、成人が対象になります。
    顎の骨の成長は18歳ぐらいまで続きます。また、成長が終わっても数年間は歯ぐきの形態が変化していきます。
    あまりに早いうちにインプラントを入れると顎骨や歯ぐきの変化により歯列との不調和が生じる場合があるので、注意が必要です。
    また、インプラント後に服用する薬がお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす場合もあります。そのため、妊娠中の方も治療はできません。
  3. 重度の歯周病など口腔内に問題がある
    重度の歯周病など、口腔内にトラブルがある場合には、インプラント治療ができない場合があります。
    歯周病の原因となる歯周病菌が、インプラントの周りの粘膜に感染して、インプラント周囲炎になる可能性があるからです。
    インプラントを行う場合は、歯周病の治療をおこなってから、インプラント治療をおこなうことをお勧めします。

インプラント治療を行う際の注意点

インプラント治療をする際の注意点をご紹介します。
インプラント治療には、骨との結合や治癒を妨げたりするリスクファクター(危険因子)があります。
具体的に、
・糖尿病
・骨粗鬆症
・喫煙
などが挙げられます。
これらには、骨との結合を妨げたり、インプラント周囲炎を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
また、心疾患には手術自体のリスクがあります。
このような病気をお持ち場合は、かかりつけの医師と連携しながら、インプラント治療の可否を慎重に診断していきます。

インプラント治療における歯科用CTの有用性

インプラント治療のシミュレーションができる

インプラント治療におけるCT検査のメリットはとても大きく、通常のレントゲンでは正確に確認できない顎の骨の内部構造(骨の高さ、厚みや骨内の神経・血管の位置)を立体的に把握することができます。
神経や血管の位置や隣の歯との距離に気をつけながら埋入できるので、術後の違和感や痛みといったトラブルを軽減し、より安全に手術できます。
さらに、顎骨の厚さや骨密度なども判明し、そもそも現状の骨の状態で手術が可能かどうかを判断する根拠が得られます。

正確な診断による、的確な治療計画は、安心・安全のインプラント治療の第一歩です。

この様に、隣の歯との距離や骨の幅や高さを術前に把握し、シュミレーションすることができます。

インプラントの費用

当院でインプラントを行った場合、1本あたり33~50万円程度になります。
この料金は、診断・治療計画から最終的な人工歯が入るまでのトータルの金額です。はじめにしっかりと見積もりを作成して、同意いただいてから治療を開始します。
料金は33~50万円とかなり開きがありますが、これは残っている骨の量や形によって術式が変わることや、金属・セラミックなど被せ物の種類によって料金が異なるためです。

当院では、臨床的にも学術的にも世界的に信頼性の高いストローマン社製のインプラントを用いています。また、必ずCT画像をもとに綿密な埋入シミュレーションを行なって成功率を高めています。
これらは、自院で行なったインプラント治療の長期予後にしっかり責任を持つためであり、欠かすことが出来ないステップと考えております。当院では材料や術式を簡略化してコストを下げることをしておりませんので、低価格でのインプラント治療を提供していません。
ご理解いただけると幸いです。